【ごあいさつ】
果樹園~die Freude~(ディ フロイデ) 園主の近藤将来です。
果樹園~die Freude~は、果物王国山形県の大江町にあります。die Freudeとはドイツ語で「喜び」を意味します。
神奈川県で生まれ、農業とは縁遠い環境で育ちながら、いつしか自然を相手にして生計を立てる「農家」に憧れをもつようになり、大学卒業後ドイツの果樹農家へ飛び込み、1年間研修しました。
そこで、果物で人々に喜び、幸せを与える情熱的で素晴らしい受入農家に出会い、私はすっかり果物の可能性に魅了されました。
「食べた人に喜んでもらいたい。」
ドイツで生まれたその思いを原点に、妻の実家のある山形で2021年に農家としての歩みをスタートしました。
【大江町はどんなところ?】
大江町は、周囲を朝日連峰や月山などの雄大な山々に囲まれ、また町内を最上川、月布川といった清流の流れる自然豊かな地です。
山に近くミネラル豊富な土壌に恵まれ、また盆地のため昼夜の気温差が大きいことで美味しい農産物が取れるといわれています。
高齢化と人口減少が進む町ですが、若手農家や移住者も多く、地域の農地を守るため日々頑張って汗を流しています。
【生産方法のこだわり】
当園では、果樹園の土づくりにおいて有機質肥料の使用を基本としています。
有機質肥料を投入することで、樹の生育に適した有機物の豊富な土ができ、その豊かな土が健全な樹を育み美味しい果実が取れることにつながります。
またその有機質肥料の一つとして、近隣の牧場の堆肥を利用し、地域の循環型の農業に微力ながら貢献しています。
環境を守りながら農業を営むこと。これもドイツで学んだことの一つとして大切にしています。
自然の力を借りて、あくまでその手助けをしながら、消費者の方々に喜んでもらえる果実を作れるよう、日々努力を重ねています。
【今後の展望・夢】
農家として、お客様に「小さな幸せ」を届けていくことはもちろん、地域の先人たちが切り拓いてきた豊かな農地を守り、また自分がしてもらったように、これから新たに農業を始めたい人に惜しみなく自分の経験を伝え、後世に人を遺せる農家になれるよう成長していきたいと思っています。